【教育ブログ】「大事だから覚えておきなさい」は生徒には不便

学校や塾の先生だけでなく、いわゆる先生と言われる人たちの口癖の一つに

「大事だから覚えておきなさい」というのがあります。

私は学生の頃、ある授業でしきりに先生が「覚えておきなさい」や「大事だから」と言うものだから、
ついつい授業中に「この先生は何回(覚えておきなさい、大事だから)を言うのだろう」と思って
カウントしたことがあります。

それくらい、ついつい安易に言ってしまうことです。

しかし、生徒からすれば「じゃ、どうやって覚えるねん?」ということになります。

いつの時代でも、

「先生、おれ暗記苦手やねん」

「先生、全然覚えられへん」

と訴えかけて来る生徒がいます。

生徒だけではありません。社会人になっても「暗記が苦手」という人はかなりいます。

では、どうやって「覚えさせるのか」が先生の腕の見せ所ではないでしょうか?

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1. いかにして興味を持たせるか

2. いかにして身近な話題を織り交ぜて伝えるのか

3. いかに印象に残るパフォーマンスをするのか

4. いかに自然に覚えさせるのか

そんなことを考えながら、今日もネタ探しです!

★弊社の「話し方」に関する動画です

【教育ブログ】自分で目標を言わせる

私はは常々セミナーでこう伝えています。

「自分にとって価値ある目標を事前に設定すること」

そのため、小テストをするにしても「何点以上が合格」なんて決めないようにしています。

心の中では、

「満点にならないと合格ではない。1点でも落としたら不合格。だって商品テストでも同じでしょ?

1箇所でも不良があればそれは不合格だから」

と思っています。

しかし、

「学校での小テストは子供一人一人の能力に合わせて、子供自身が自分で納得できる目標点数を設定すれば良い」

と私は考えています。

階段, 成功に向けての努力, 野心, 熱意, 自然, 勤勉さ, 慌ただしさ, 電源を主張します

全体で30問のテスト。
いつも5点しか取れない。
それならば、
一緒になって、
「小テストの勉強の仕方」を考え、
「次の目標点数を生徒に決めさせる」。

それだけでモチベーションが上がります。

そして、きちんと目標を達成すれば、思いっきり褒める!

褒めて褒めて褒めまくる!

だから、
合格基準なんて設定しなくても、
結果が出せる子供が増えるのです。

 

【動画1~3】話し方がうまくなるためのコツ

皆さんこんにちは。

6月ももう終わりに近づきづつあります。

2015年も半年が過ぎようとしています。

そして、やっと自分がやろうと思っていたYoutubeでの動画撮影をすることできました。

まずは3本+1本を作成しました。

是非、ご感想をいただけると幸いです。

【動画1】話がうまいとはどういうことか?

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【動画2】主役は○○○

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【動画3】間

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【動画10】本当に話がうまい人とは?

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【教育ブログ】「なぜ」に答える

授業の中で子供たちが急に真剣に話を聞く場面があります。

それは、子供たちの「なぜ」に答えるかのように私が説明している場面です。

特に、現在塾通いしている子供が多いです。

そして、塾では恐らく「大事だから覚えておきなさい」で済まされるのではないでしょうか?

だから、私は「なぜそうなるのか?なぜそのような公式になるのか?」を説明します。

それが記憶に残るし、子供たちの学ぶ意欲を高めるからです。

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あなたも口癖のように言っていませんか?
「大事だから、覚えておきなさい」

それでは子供は勉強に興味を示さないのではないでしょうか?

【教育ブログ】記述式か選択式か?

今朝の朝日新聞デジタルで次のような記事が掲載されいる。

〈要点のみ整理〉

①現行の大学入試センター試験に代わる新テストが2020年度からスタート

②選択式(マーク式)だけでなく、記述問題も取り入れる

③記述問題についてはコンピュータによる採点支援を検討

私も大学・短大・高校、その他教育機関で指導しているが、「記述式」というのは非常に厄介である。

確かに、教育に携わる者としては「記述」は大歓迎である。

しかし、「記述の仕方」を教えられる指導者は果たしてどのくらいいるのだろうか?

私は高校生の時に、ある先生から以下のようなことを口酸っぱく言われたのを覚えている。

「選択式(マーク式)ができるには、記述式ができないといけない」

私はいまだに生徒たちにこのフレーズを使っている。

■4択から正解を論理的に導けるか?

英語の長文でもそうであるが、生徒たちの大半は4択のうち2択までは絞れる。

しかし、最後の正解に辿りつけないでいる。

4択を2択にまで絞るにせよ、最後の正解を選ぶにせよ、

そこにはかなりの論理的思考が必要になる。

この「論理的思考」は小学生のうちから鍛えておかなければならない代物である。

ではどうやって鍛えるか?

■もっと早い段階から「作文」に特化した授業を受けさせたい

やはり作文であろう。

「思い」を「記述」する。

他人に分かりやすく伝える。

大学生や短大生になって急に「○○について論ぜよ」と伝えても、書けないのは当然である。

まともな作文指導を受けていないのだから。

これは学生が悪いのではなく、まだまだ日本の教育に不備があるから。

小学校での作文指導に不満を抱いている保護者は多いと聞く。

作文に特化した授業もあっても良いのではないだろうか。

手間暇はかかるかもしれないし、すぐに効果が表れるものでもない。

センター試験に記述式を導入するならば、

もっと小学校での教育の改善を検討すべきではないだろうか。

【教育ブログ】知的好奇心を育てられる先生

おはようございます。

WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

さわやかな日曜日の朝ですね。

暑すぎず、寒すぎず。

突き抜けるような青空の泉南地域。

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■常識を疑おう

昨晩は、知人の紹介で「短眠セミナー」に参加しました。

ずっと行きたかったセミナーで本当に参加することができてよかったです。

短眠セミナーで学べたことは「常識を疑え」ということです。

セミナーでの理論・理屈がどこまで正しいかは別として、

「日本レベルの考え方」ではなく「世界レベルの考え方」をしなければならない

強く感じました。

「睡眠とは○○である」「疲労とは○○である」

これまで、37年間常識だと感じていたものに対して、

それが「常識ではない」(講師がおっしゃられていた内容が正しいかどうかは別ですが)、

と言われたことが青天の霹靂です。

昨日のセミナーを通じて、

自分の携わる分野でも、もっと幅広い視点をもたなければならないと感じ、さっそく今日から行動です!

そして、そのような「知的好奇心」をくすぐることができる講師として教壇に明日から立ちます!

【教育ブログ】子どもが主体的に学ぶとはどういうことか?

こんにちは。

WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

最近は、ほぼ1週間ずつのブログ掲載となってしまい申し訳ございません。

私は、普段から教育の現場でも講師として仕事をしています。

舞台は、塾・予備校・高校・短大・大学です。

授業や授業の打ち合わせでよく出てくるのが「子どもたちが主体的に学ぶ」

という言葉です。

■主体的に学ぶとは?

学校教育法などを読むと、「主体的に学ぶ」というのは、簡単に言えば、

「自ら課題を発見し、これまで学んだ知識や技能を生かし、自ら課題を解決する」

ということです。

それが、もっと規模を大きくすれば、「日本の社会を作っているという責任」と

「世界の文化や歴史、多様性を理解すること」につながります。

■授業は主体的ではないのでは?

授業をしていると一番困るのがこの「主体的に学ぶ」です。

例えば、英語の授業を取り上げてみましょう。

私が担当している大学入試の話をします。

大学入試で点数を取るためには、

「単語」「熟語」「文法・語法」「会話表現」「長文読解」「リスニング」

などの勉強が必要です。

これらは、どちらかと言うと

「覚えておいで!来週テストするよ」の詰込み型教育です。

もちろん、授業では問題演習を通じて、理屈も教えていきます。

だから、真面目に勉強していれば「知識」が身に着きます。

しかし、「『知識』を使って主体的に勉強しよう」と言っても、

はっきり言って授業にはなりません。

下手をすれば「主体的=思い思いのことを言う、考える=騒がしくなる」となり

収集がつかなくなります。

当然、時間も足りなくなります。

指導すべきことに時間を割くことができません。

クラスの中にも様々なレベルの生徒がいますので、

そもそも基礎的な知識をそれほど持っていない生徒もいます。

そのような状態で「さあ、主体的に取り組もう」と言っても限界があります。

一体、文部科学省は「どのレベルの学校」を想定しているのでしょうか?

恐らく、中学校や高校での主要科目は「知識偏重型」とならざるを得ません。

大学受験をゴールとしないならば、様々な面白い授業ができます。

きっと、英会話だってできるでしょう。

もっと実用的な勉強ができるかもしれません。

まだまだ、私も子どもたちを主体的に学ばせられていません。

今後、様々な工夫が必要です。

どなたか、大学入試でも結果を出している、それほど有名ではない高校で主体的に学ばせている講師を

ご存知であればご紹介ください。

【時間管理術④】その場で自己宣言をする

こんにちは。久しぶりのブログです。

昨日はすべての仕事を午前中に片付けて、

地元のコミュニティセンターの自習室で高校生に混じって

5時間執筆をしていました。

今月で第2章を書き上げて、来月で第3章を書き上げる予定でしたが、

昨日は、かなりはかどり、何と第3章も書き上げました。

目指すは8月出版。1冊目は電子書籍で出しますので、

完成すれば、編集者のチェックを受けて出版になります。

楽しみです。

■その場で自己宣言をする

私だけでなく誰もが嫌なのが「仕事や時間に追いかけられる」ことです。

もちろん、「動き回るのが好き」という方もいらっしゃいますが、

やはり「ゆったり」と1日を過ごしたいものです。

私は「後回し」にするのが好きではありません。

だから「やらなければならないこと」は声に出して「○月○日までに○○をやります」

と宣言します。

もちろん一人で宣言することもありますが、

基本は仕事仲間の前で「おれ、○日までに○○やってくるからね」

と宣言することが多いです。

宣言するとやらざるを得ないし、やってこなければたとえ誰からも非難はされなくても、

心の中で「あいつ、言ったのにやってへんやん」と思われるのを避けたいからです。

是非、皆さんも自己宣言をやってみてはいかがでしょうか?

【時間管理術③】仕事を選ぶ

久しぶりのブログ更新です。

今回は【時間管理術】をテーマに書いております。

第3回は「仕事を選ぶ」です。

会社に行けばたくさんの仕事があります。

長期的なもの、短期的なもの、種類も目的も様々です。

皆さんもお使いだと思いますが、やはり手帳は重宝します。

年間・月間・週間スケジュールを作成します。

そして、前日の夜には、次の日のスケジュールの確認をします。

確認をしながら「削除できるもの」「加えなければならないこと」「順番を変更しなければならないこと」を

考えます。

その時に、勇気ある決断をしなければならないのが「削除」です。

あれもこれもしなければならない、では体や精神が持たないです。

ですから、「これは後回し」「自分でなくてもできる」などと判断し、

削っていかなければなりません。

これができると「実りのある仕事」が選べるようになります。

「お客様のために」「取引先のために」という考えはとても大切です。

しかし、Yesマンになってばかりいてはいけません。

「できること」「できないこと」を区別し、「できない」ならば「できない」とはっきり

言うべきです。それが相手のためになります。

しかし、「できるのに、できない」と言ってはいけません。それは怠慢です。

あなたの体はあなただけのものではありません。

頑張れば儲かる、なんていう時代じゃないのですから。

【時間管理術②】求めていることと求められていることの違い

おはようございます。

すがすがしい朝です。

「時間管理術②」、本日のテーマは「求めていること」と「求められていること」の違いについてです。

①求めていること・・・「自分」が望んでいること

②求められていること・・・「相手」「世の中」が望んでいること

時間のやりくりが下手な人は実は「求めていること」と「求められていること」の違いが分かっていません。

例えば、上司があなたに何かを頼もうと近づいてきました。しかし、あなたは上司に気づかずに、書類をコピーしに行きました、

あなたにとって、「書類のコピー」は「あなたが求めていること」です。

しかし、「書類のコピー」はあなたにとって優先度が高くても、仕事における全体の生産性からは低いのかもしれません。

つまり、上司があなたに近づいてきた理由は他にあり、ひょっとしたら「嬉しい報告」「成長につながる業務依頼」だったのかもしれません。

そうでない場合もありますが。

あなたがリーダー的な存在である仮定としましょう。

しかし、あなたは相変わらず1年目や2年目の社員と同じ動きをしている。

リーダーに「求められる資質」と入社1年目や2年目に「求められる資質」は違います。

もっと周囲を見て、全体を見て、あなたがやろうとしている行動の位置づけを考えて下さい。

そうすると優先順位が変わりますから。