伝わる話し方(7)- 頷きの確認と目を読むこと-

おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

話をする時に相手の顔(目)を見ることはとても大事です。

緊張すると、相手の顔(目)を見ることが難しいのですが、

相手の顔(目)を見なければ自分の話が伝わっているのかどうか分かりません

私は、塾の先生を始めた約20年前は生徒の顔(目)を見ることができませんでした。

20人以上の顔、40以上の目。

正直、最初は怖かったです。

生徒の顔の上の空間ばかり見ていました。

だから、「教えていることは正しくても、いない相手(空間)に話しかけているのだから、

誰にも伝わらない」のです。

■ 頷きの確認と目を読むこと

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あなたは1分で何文字話すのが伝わるスピードだと思いますか。

実は、1分=300文字がちょうど良いスピードだそうです。

しかし、実際に話をしていると「速いか遅いか」は分かりにくいです。

ですから私は、次の方法をとります。

・相手の頷きを確認する

相手の頷きは「リズム」です。

この「リズム」で自分の話すスピードを調整することができます。

そして、頷いてくれている時に、私は「間(ま)」を取ります

実は、この「間(ま)」が大事なのです。

「間(ま)」はわずか1秒しかありません。

しかし、この「1秒という沈黙」が相手に強烈な印象を与えるのです。

・相手の目を見る

最初は相手の目を見る、もしくは見続けるのは難しいかもしれません。

しかし練習を重ねればしっかりと目を見る、見続けることができます。

「目は口ほどにものを言う」

それくらい、目からはたくさんの情報が得られます。

・喜怒哀楽

・楽しい話

・つまらない話

・早く終わってよ~

・納得したよ

一度2人ペアで実験をしてみてください。

【実験】

1.目より下を何かで隠す。

2.心の中で喜怒哀楽の場面を思い浮かべる。

3.相手に、目だけを見てもらって気持ちを読んでもらう。

※「相手に当てさせないぞ!」と思わないでくださいね。