5年先を考えて判断しよう-価値観の優先順位-

あなたの判断基準は何ですか?

(1)価値観の優先順位

あなたは何か選択しなければならない時、どんな基準で判断しますか

例えば、先日、私にはこんなことがありました。

「こちらのケーキはいかがですか」

【状況】
1. 私は「糖質制限を約3ヶ月継続中」
2. ケーキを勧めて下さった方は私の大先輩の奥様
3. 私と一緒に来ている方は喜んでそのケーキを食べようとしている

(2)私の価値観の優先順位

この状況における、一般的な価値観は以下の通りです。
◆自分との約束を守る(糖質制限を継続)
◆人間関係を大切にする(大先輩とその奥様を立てる)
◆柔軟な対応(周りの仲間に合せる)

結局、この状況における私の価値観の優先順位は次の通りでした。
〈1位〉人間関係を大切にする
〈2位〉柔軟な対応
〈3位〉自分との約束を守る

だから、「食べちゃいました」!

(3)その価値観を選んだ理由を明らかにしよう

あなたが何かを選択するときに現れる「価値観」。
では、なぜその価値観を選択するのでしょうか

A. 「今が大切」派?

B. 「5年後が大切」派?

私は仕事がら様々な人を紹介してもらいます。
その中でも「一緒に仕事をしたいな」と思える人もいらっしゃれば、「とりあえず名刺交換だけ」という人もいらっしゃいます。

また、「一緒に仕事をしたいな」という人も、「今すぐ一緒に仕事をしたい」という人と、「じっくりと信頼関係を築いてから一緒に仕事をしたい」という人に分かれます。

つまり、私の選択の基準(価値観の基準)は、「何をどうすればもっと貢献できるのか」ということに尽きます。

あなたの場合は、どうでしょうか?

信頼される人になるためには?

あなたは信頼されていますか?

 

あなたが信頼されている人かどうかは、簡単なチェックでわかります。

□自分との約束が守れているか

□他人との約束が守れているか

□いつも感謝の気持ちでいれているか

(1) 自分との約束が守れているか

 

 

◆信頼の根幹をなすものが「自分との約束」

 

他人から信頼を得ようと思えば、まずは「自分との約束」を守ることです。

「自分との約束」は木で例えるならば、「根っこ」の部分です。

「根っこ」は外からは見えません。地面の下に埋まっているものです。

しかし、根っこがなければ、水も栄養分も吸収できません。

だから、木は成長しません。

あなたが信頼される人になりたいならば、土台である「根っこ」、つまり、「自分との約束」を果たすべきです。

(2) 他人との約束が守れているか

◆「他人との約束」は「期待以上」であるようにしよう

他人との約束を果たすのは当たり前です。

それが「目に見える評価」につながるからです。

私がいつも心がけていることがあります。それは「期待以上の約束を果たす」ということです。

(ある大学生のエピソード)

予備校での仕事の時です。どうしてもコピーをしてもらいたいプリントが1枚ありました。

そこで、アルバイトに来ていた学生に「ごめんやけど、これを30部コピーしてもらえるかな」とお願いしました。

そのプリントを自宅のパソコンから出力した時に、実は一部「汚れ」がありました

問題を解くには特に差しさわりがなかったのと、その汚れに気づいたのも授業30分前でした。

私は、「授業の時に、生徒に(その汚れを)伝えればいいか」と軽い気持ちでした

30部のコピーならば2分~3分あったら大丈夫です。しかし、その学生は10分経っても20分経っても戻ってきません。

「あれ、忙しいのかな?」「ひょっとして、他の仕事をしているのかな?」とやや不安になりました。

「先生、お待たせしました。遅くなってすみません」

やっと、その学生が私のところに持ってきてくれました。

私は「ありがとう」と言い、授業に向かいました。

そして、授業で生徒に配るときに、私は一瞬固まりました。

なんと、「汚れ」がきれいに取れているのです

わざわざ修正テープできれいにしてくれていたのです。

(3) いつも感謝の気持ちでいられるか

◆3つの感謝の気持ちを持とう

あなたは「感謝」には3種類あるのを知っていましたか?

□何かをしてくれたことに対する感謝

□当たり前のことに対する感謝

□困難に対する感謝

1.何かをしてくれたことに対する感謝

 

これは、普通にあなたがしていることです。

●飲み物を出してくれた

●落とし物を拾ってくれた

●道を教えてもらった

2.当たり前のことに対する感謝

 

あなたは服を着ていますね。その服はどうやってできましたか。

あなたが食べている食べ物は、どうやってできましたか。

当たり前だと思っていたことに対してあらためて意識をむけてください

3.困難に対する感謝

 

私は「困難=成長のための試練」だと考えています。

自分がより一層成長するために困難を神様が与えてくれていると私は考えています。

だから、できなくて落ち込むことよりも、「どうすればできるようになるのか」を徹底的に研究します。

(4) まとめ

信頼の種は蒔き、水と肥料を与え、日光を与えなければ育ちません。

自分の足元にもっと意識をむけてみませんか。