5年先を考えて判断しよう-価値観の優先順位-

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あなたの判断基準は何ですか?

(1)価値観の優先順位

あなたは何か選択しなければならない時、どんな基準で判断しますか

例えば、先日、私にはこんなことがありました。

「こちらのケーキはいかがですか」

【状況】
1. 私は「糖質制限を約3ヶ月継続中」
2. ケーキを勧めて下さった方は私の大先輩の奥様
3. 私と一緒に来ている方は喜んでそのケーキを食べようとしている

(2)私の価値観の優先順位

この状況における、一般的な価値観は以下の通りです。
◆自分との約束を守る(糖質制限を継続)
◆人間関係を大切にする(大先輩とその奥様を立てる)
◆柔軟な対応(周りの仲間に合せる)

結局、この状況における私の価値観の優先順位は次の通りでした。
〈1位〉人間関係を大切にする
〈2位〉柔軟な対応
〈3位〉自分との約束を守る

だから、「食べちゃいました」!

(3)その価値観を選んだ理由を明らかにしよう

あなたが何かを選択するときに現れる「価値観」。
では、なぜその価値観を選択するのでしょうか

A. 「今が大切」派?

B. 「5年後が大切」派?

私は仕事がら様々な人を紹介してもらいます。
その中でも「一緒に仕事をしたいな」と思える人もいらっしゃれば、「とりあえず名刺交換だけ」という人もいらっしゃいます。

また、「一緒に仕事をしたいな」という人も、「今すぐ一緒に仕事をしたい」という人と、「じっくりと信頼関係を築いてから一緒に仕事をしたい」という人に分かれます。

つまり、私の選択の基準(価値観の基準)は、「何をどうすればもっと貢献できるのか」ということに尽きます。

あなたの場合は、どうでしょうか?

リーダーシップとは?

先週の金曜日に泉大津商工会議所にて企業様向けリーダーシップ研修をさせていただきました。

たくさんのワークとディスカッションを中心に進めました。

〈内容〉コミュニケーション研修+ミッション・ビジョンづくり

来月は某病院にて同様の研修を実施いたします。

さて、皆さんは「リーダーシップ」とは何だと思いますか。

私は3つあると考えています。

1. Shipに乗っている船頭として導く役目

2. Shipに乗っている仲間を同じ方向を向かせる役目

3. Shipに乗っている一人一人能力が異なる仲間を気遣う役目

どれが欠けてもいけません。

特にコミュニケーションがうまくいかない職場では、2と3の働きが弱いと考えられます。

ここから先はセミナーにて(笑)

■話し方セミナー
http://shop.d-kintetsu.co.jp/ec/pro/disp/1/Y150708100017

■【5名限定】メンタルと行動力を劇的に変えて自分らしく生きるための目標設定セミナー
http://www.seminarjyoho.com/course_show_161668.html

■【10名限定】自分の思いが相手に分かりやすく伝わる話し方セミナー
http://www.seminarjyoho.com/course_show_159386.html

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多ジャンルの本の選び方

おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

まだ肌寒いですが、大阪はさわやかな朝です。

コンサルティングをしていて、よく聞かれる質問があります。

「西さんは、いつもどんな本を読んでいますか」

■本の偏りをなくそう

私は、いつもこう答えています。

「いろんなジャンルの本を読んでいますが、○○さんはいかがですか?」

そうすると、ほぼ「自己啓発の本」と答えます。

そこで、私は、

「他のジャンルの本は読まないのですか?」と聞き返します。

それに対して「本当は他の種類の本も読まなければいけないと分かっているのですが、

どうやって選べばいいのか分からなくて。西さんのコツを教えてください!」

■自分の役割を考えて本を選ぶべし

ということで、私は自分なりの本選びの基準をお伝えします。

その前に・・・

私は先週の土曜日に地元の図書館で本を10冊借りてきました。

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【内訳】

・心理学・・・1冊
・プレゼン、話し方スキル・・・3冊
・帝王学・・・1冊
・経営マネジメント・・・1冊
・日本語表現・・・2冊
・税金・・・1冊
・歴史・・・1冊

実にバラバラです。しかも、選んだ時間はわずか10分ほど。

では、どうやって私は本を選んでいるのかというと、それは「自分の役割」を考えているからです。

【私の役割】

1. WEST-TOTAL-EDUCATIONの代表=「帝王学」「経営」

2. 話し方セミナーの講師=「プレゼン、話し方スキル」

3. 合同会社GOSPAチーフコンサルタント(目標設定、行動計画セミナー講師)
=「プレゼン、話し方スキル」「経営マネジメント」「帝王学」「子育て」「学級経営」

4. 大学講師=「日本語表現」

5. 高校・塾・予備校英語講師=「英語」

6. 本の執筆=「日本語表現」「(本の内容にかかわる)歴史」

という風になります。

さらに、「英語講師」として掘り下げていきます。

一般的に、英語の先生の読み物は「英語の参考書」「英文法」「英会話」「長文」「資格」だととらえている方が多いです。

確かにそうですが、私は「広くて浅い知識」「脱線ネタ」のための本も読みます。

最近の長文読解では、「歴史」「言語」「経済」「文化」「コミュニケーション」「サイエンス」「天文」「IT」などジャンルが豊富です。

単に単語の意味が分かっていたり、文法が分かっていたり、訳すことができたりするだけでは話になりません。

教える側はそこまで精通していなくても、ある程度、その話題に関する情報を持っておく必要があります。

だから、私は様々な雑誌にも目を通すようにしています。

さらに、英語も様々な英語があります。アメリカ英語、イギリス英語など、それぞれの特徴があります。

つまりグローバルな英語について興味を持っていたり、英語の歴史、文化、思想などにも興味があったりします。

このように、しっかりと自分の役割を認識し、自分の立場(現在、未来)を考えることで様々な本を自然と選べるようになります

成功者になるためのあと一歩

おはようございます。

GOSPAチーフコンサルタントの西です。

⇒GOSPAについてはコチラ

先日、ある方から「夢実現のための行動計画書」を見せていただきました。

それを読んでいると、

まさに「実現している」かのような内容でした。

詳しすぎるほど詳しく、

現実に存在している錯覚に陥りました。

しかし、「たった1つ」欠けているものがあったのです。

■夢に期日を

実は、「期日」がなかったのです。

結局、私が突っ込んだのは、

「いつ、やるのですか」

ということです。

本人はまだ曖昧な返答しかくれませんでした。

ご家庭のこと、今のお仕事のこと、金銭のこと、

考えなければならないことがたくさんあるのは分かります。

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しかし、「目標期日」を設定することで、

モチベーションが上がるはずです。

行動力が高まるはずです。

たとえ、期日まで間に合わなかったとしても、

その過程で得られる人、モノ、考え方は一生の財産になるはずです。

来月、もう一度、コンサルティングをします。

そこで、彼の計画がどう変わっているのかが楽しみです。

大学生活 3つの約束

こんにちは。

GOSPAチーフコンサルタントの西です。

今日から新たな大学での授業がスタートしました。

そこで、私は「3つの約束」を新1回生たちに伝えました。

①仲間を増やそう

②目標を設定しよう

③自己管理

さらに付け加えとして、

「選ばれる価値のある人になろう」

と話をしました。

とても姿勢よく話を聞いてくれていたと感じております。

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来週から本格的にキャリア教育が始まります。

学生たちが3つの約束守り、

明確な目標を持って、

自分に自信をつけて、

きっちりと大学で「考える力」を養い、

社会に巣立って行ってほしいと願っております。

なぜ塾の先生は一般的に授業がうまいのか(8)-授業以外でのコミュニケーション-

おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

昨日はあるお店で携帯電話の新たなプランの説明を受けましたが、

全く理解できない説明でした。

店員さんは自分の言いたいことだけを言って、

こちらの状況を理解せずに、ただ「お安くなりますよ」

と言うばかりです。

私はCというプランに加入しているのに、

まるで私がAのプランに入っていると思い込んで、

「最大で2000円の割引です!」

と力説しています。

私の実情に合っていない上、

紙に書きながら説明せず口頭での説明ばかりでしたので、

うんざりしました。

■授業以外でのコミュニケーション

あなたも上記のような説明をしていませんか。

生徒とコミュニケーションをとっているようで、

コミュニケーションが取れていない、そんなことはありませんか。

・生徒の心の声に耳を傾けていますか?

(1)「聞く」に徹する

先生は職業柄「しゃべりたがり」が多いです。

そして「自分が言うことが正しいのだ」と勘違いしている先生も多いです。

しかし、正しいのは「聞く」ということです。

生徒の話、保護者の話に共感することが大事であり、

生徒や保護者が自ら「解答」を見つけられるようにしなけばなりません。

そう、あなたは「サポーター」です。

(2)塾以外の時間に目を向ける

人はどうしても「見えている時間」を大切にします。

しかし、週に2回、1回3時間ほどしか滞在しない生徒の何をあなたは知っていますか?

・「塾に来ていない時間」に目を向ける

・あなたが「見えていない時間」に目を向ける

それが大事なのです。

・部活、遊び、趣味、学校・・・

例えば、いつも元気な子がとても暗い表情で塾に来た場合、

能力のある講師ならばその「違い」に気づき、声をかけます。

普段から「違い」を意識しているかどうかです。

私は入社当時、ある先輩から「髪型、服装もチェックしろ」と言われたくらいです。

(3)見守る

あなたが直接授業をしていない、またはその子を教えていないと仮定します。

それでも、その子は「あなたの塾の生徒」です。

たとえ教えていなくても、「わが子」と思えるかどうかです。

そしてその子に「あなたという存在」を知ってもらわなければなりません

では、どうするのか。

とても簡単です。

「元気?」

「勉強は順調?」

「(自分が担当していてその子に教えていない科目について)○○は大丈夫?」

「コンクールで優勝したんだって?すごいね」

「○○先生が、『頑張っている』って言っていたよ」

と声をかけてあげたり、

授業前に教室に入って行って特に何もせずに教室内をぶらぶらしたりするだけでも、

「あなたという存在」がきちんと伝わるのです。

子どもは「この先生も、あの先生も私のことを気にかけてくれている」

と思うでしょう。

これが「面倒見の良い塾」だと私は思います

なぜ塾の先生は一般的に授業がうまいのか(6)-教材の作り方-

 

こんにちは。WEST-TOTAL-EDUCAIONの西です。

この仕事に限らずどのような仕事でもそうだと思いますが、

どうしても世間が狭くなってしまいます。

会社の人との付き合いはあっても、なかなか他の人との付き合いがありません。

自分の授業の魅力を引き立たせるには、自分そのものを磨く必要があります

そのためには積極的に外で出て新たな知識を吸収することも大事です。

いろいろな世界を持っていることで、

子どもたちにその情報を提供でき、

子どもたちもさらに考えることができるからです

幸い、私はプロ講師であるとともに、

「話し方セミナー」「目標設定セミナー」「行動計画セミナー」

を開いていますので、多くの業界の方と出会えます。

そこでお聞きする話には授業で役に立つネタが満載です。

■教材の作り方

話がかなり横道にそれてしまいましたが、

専門性を高めるには縦にも横にも広げていかなければならないと思います。

さて、前回は「教材の使い方」の話をしました。

今日は、「教材の作り方」です。

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(1)塾専用教材がある場合でも・・・

塾には市販されていない「塾専用教材」があります。

塾専用教材を使う場合はもちろん塾内の担当者がそれを精査して納入しています。

それが末端の教室に降りてきた場合、よく起こるのがミスマッチです。

「どうしてこの教材?」

だからこそ、担当者と末端の教科担当者とのすり合わせが必要になります。

実際に授業を担当する講師は付随のプリントを自作するでしょう。

この自作プリント、もしあなたが教室の責任者ならば、講師任せにしていませんか

(2)教材の作り方

先ほどの「自作プリント」を含め、教材を独自に作成する場合についての私の考え方について述べます。

①自作プリント、独自教材は本当に必要なのか

スタートはここからです。

そもそも「自作プリント」「独自教材」を作ることに喜びを見出している講師が多いです。

「本当にその教材は必要ですか?」

特に塾専用教材と教科書とノートがあれば、自作プリントの90%が不要だと私は考えています。

例えば、中学校の英語で新しい文法単元を指導すると仮定してください。

1.型(公式)と訳し方の紹介

2.例文の説明

3.演習問題

これが新単元の主な流れです。

次に自作プリントを入れてもいいですが、私ならばもっと違うことをします。

それは「ゴール」設定がそもそも違うからです。

私のゴール設定は高校入試でも大学入試でもありません。

「使える英語(発信力のある英語)」です。

だから・・・

4.演習問題の音読

5.演習問題の暗誦

6.演習問題の単語を一部変えて英作文

ここまでやります。塾専用教材とノートがあればできることです。

もっと日本の将来を考えないと、もっと英語教育を考えないと!

②独自教材を作る方法

特に大学入試を専門とする場合、集団クラスでは塾専用教材を使わずにプロ講師に一任されることが多いです。

私もこの春から塾で7クラス、高校で7クラス、大学・短大(こちらは英語ではありませんが)5クラス担当します。

そのうち16クラスは独自教材にしなければなりません。

A 逆算型

私が教材を作る場合(英語に限りますが)、「逆算型」です。

例えば新高3生の長文読解のクラスを持つと仮定します。

1.クラスの現状と将来の把握

これが、まず最初にすることです。

ある程度の予測も入りますが、以下のことを考えます。

「国公立志望が多いのか」

「難関私立志望が多いのか」

「中堅私大志望が多いのか」

「センター試験を受けるのか」

「公募推薦が多いのか」

途中で増えることも多いので、最終的には「難関私立志望」で設定をします。

国公立志望をする子には別途、課題を配布します。

今の私立大学を受ける生徒はセンター試験を併用ことも多いので、センター対応型にもしておきます。

2.期間と内容の設定

・翌年1月19日~31日「私立直前対策」・・・志望校別私立大対策

・翌年1月1日~16日「センター直前対策」・・・センター内容

・12月・・・「センター対策」

・11月・・・「私大800語~1200語長文対策」

・10月・・・「公募推薦対策」

・9月・・・「私大600語~800語長文対策」

・8月・・・「センター・私大(~600語)長文対策」

・6月~7月・・・内容一致対策

・4月~6月・・・精読演習

こんな感じで決めていきます。

3.テーマの設定

長文を扱うにしても、設問の種類はバラバラです。

・内容一致

・適語補充

・和訳

・整序

それぞれの時期に合わせて問題をチョイスしていきます。

4.問題の配列

「基礎⇒標準⇒応用」と並べることが多いですが、

受験直前期となると「応用⇒標準⇒基礎」に変えることもあります。

後者の方が、「達成感」が得られやすいからです。

ただし、後者にするかどうかはそのクラスの状態を見て最終的に判断します。
上記以外にも、いろいろと考えなければならないことがありますが、

とにかく「準備」「分析」「時間」が必要です。

なぜ塾の先生は一般的に授業がうまいのか(4)-先生の明確な方針-

 

こんにちは。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

この春から新しい場所で新しい生徒たちを教えることになります。

教育の現場でなくても、この春というのは心機一転の時期ですね。

新卒の場合ならば新たな職場、小学校6年ならば新たな中学校、など

ワクワクドキドキですね。

私も、

「どんな生徒がいるのだろう」

「生徒はきちんと聞いてくれるのかな」

といろいろと空想します。

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■先生には明確な方針があるか

私は、常にこう考えています。

「1回目の授業、それも始まる前の5分と始まりの5分がポイント」

(1)「1回目の授業」の大切さ

ほとんどの先生は「1回目の授業」が大事だとおっしゃいます。

私も同感です。

他の先生も同じだと思いますが、私は1回目の授業を使ってかなりオリエンテーションの時間を作ります。

もちろんカリキュラムとしてしなければならないことがありますが、

それ以上に「伝えなければならない」「共有しなければならない」ことがあるからです

では、何を伝えるのか?それは、

「授業の目的」

「授業のルール」

です。

(1-A)授業の目的

私は、必ず「授業の目的」を伝えます。

「1年後はこんなふうになっていてほしい」

「私の授業を受ければこんなふうに変わる」

「私がこの授業にかける思い」

「生徒たちの夢や目標の確認」

などを確認します。

台本はあらかじめ授業の前日までに作っておきますが、

当日はカンペなどは見ません。生徒一人一人の顔を見ながら、話をします。

(1-B)授業のルール

また、「授業のルール」についても説明します。

塾統一の方針があればそれも併せて伝えますが、

私の授業のルールについても明確に伝えます。

このルールについては、生徒たちが忘れないように「書面」にして配布します。

「遅刻・欠席について」

「宿題について」

「小テストについて」

「授業を受ける姿勢について」

過去の具体的な事例を挙げながら、しっかりと伝えます。

要するに「私の授業の基準」を伝えます。

そして、いったん設定した基準は絶対にブレないようにします。

例えば、「小テストは満点合格。満点でなければ居残り再テスト」

と伝えれば、必ずそのルールは最後までやり抜きます。

途中で「1問ミスなら許す」なんてことはしません。

あくまでも授業の主導権は「先生」です。

「生徒が主役」なのは理解できますが、主導権は先生にありますから。

主導権を生徒にとられたら、いわゆる学級崩壊です。

だから先生には綿密な計画と強靭な信念が必要です。

生徒に迎合しすぎる先生など実力ははっきり言って「ない」です。

(2)「始まる前の5分と始まりの5分」が一番大事

「始まりの5分」を大切にしている先生はたくさんいます。

しかし、「始まる前の5分」を大切にしている先生の数は圧倒的に少ないはずです。

(2-A)始まる前の5分

私は、特に新規のクラスを持つ場合は、「5分前」に教室に入ります。

そこで生徒の様子をしっかりと観察します。

・ギリギリに来る生徒は誰か

・クラスを牛耳っているのは誰か

・誰と誰が仲良しか

・一人でいる子はいないか

・あらかじめ聞いていた情報とのすり合わせ

・クラス全体が明るいかどうか

・知らない先生にもひとなつっこく話しかけてくる生徒は誰か

・「よーし、始めるぞ」と言った時に、生徒はすぐに着席するかどうか

このあたりをしっかりと確認します。

(2-B)始まりの5分

そして、1回目の授業が始まると最初の5分ですべきことがあります。

・出席確認

・配布物の配布と氏名の記入

・授業が始まっているのに私語をしている生徒がいないかどうかの確認

・黒板やホワイトボードが見にくい生徒がいないかどうかの確認

・筆記用具を忘れていないかどうかの確認

これらが済むといよいよオリエンテーション(1-A、1-B)に入ります。

80分の授業ならば約30分かけてオリエンテーションをし、

クラスとの一体感を作っていきます。

これらが成功するかどうかが、このクラスの一人一人が成長できるかどうか、

退塾者が出ないかどうか、新規入塾生が入ってくるかどうかが決まるのです

教えを乞う

こんにちは。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

私の知り合いの中にとてもすばらしい方がいらっしゃいます。

その方はある会社を経営されていた方で、これまで10社以上経営し、すべて黒字にして来られた方です。

その方は今でも腰が低く、そして新たなことを学ぶ向上心にあふれています。

■教えを乞う

その方のすばらしいところは、自分が知らないことがあれば、

知っている人にきちんと聞くという姿勢です。

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相手が新入社員であっても、学生であっても関係ありません。

遥か昔の唐の時代、太宗という皇帝は弓作りの工人の意見を聞き、自分の政治運営に生かしたそうです。

身分に関係なく多くの意見を聞くことで一般の人々の状況を知ろうとした姿勢からも

学ぶべきことがあるのではないでしょうか?

あなたが目標を達成し、

成功したいならば、

すでにうまくいっている人から話を聞くのも一つの方法です。

あなたが素直であれば喜んで教えてくれるでしょう。

 

塾の先生はなぜ一般的に授業がうまいのか(3)-何を教えるのか-

 

おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

昨日、ある方からこんな質問をされました。

「子どものやる気を出させるためにはどうすればいいですか」

さて、あなたならばどのように答えますか。

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■その科目を教えるだけでいいってもんやないやろ!

(1)私はランナーであり、トレーナー

私は2年前までは英語の先生でした。

しかし、今の私は英語の先生でありません。

子どもと一緒に走るランナーであり、子どもの能力を引き出すトレーナーです。

その手段の1つとして英語があるにすぎません。

(2)テキストを教えるのではない

私はテキスト「を」教えません。テキスト「で」教えます

どういうことか理解できますか?

テキストという題材を用いて、問題以上のことを伝えます

例えば、英文の裏に隠された「文化」「歴史」「考え方」などです。

英語嫌いでも、歴史に興味がある子がいれば、

「歴史」が入り口となって英語に興味を持ってくれるかもしれません。

英語嫌いでも、英語が持つワールドワイドな力を知れば、

「世界で働きたい」と思って英語に興味を持ってくれるかもしれません。

(3)授業よりも授業以外

80分の授業で賢くなんかなりません。

80分の授業なんて「きっかけ」にしかすぎません。

その80分で「何を伝えるか」が先生の力ではないでしょうか。

80分以外で勉強にもっと取り組めるようにどう先生が話をするのか。

どのようにして子どものやる気を引き出すのか。

それを考えるのが先生の仕事であり、先生という仕事の魅力だと私は考えています。

だから、生徒を出迎えること、生徒を送り出すこと、休憩時間のコミュニケーションがとても大事です。

生徒の様子を授業以外でも観察する。

何気ない一言を聞きもらさない。

子どもとの距離を縮め、子どもが何に関心があるのかを見つける。

子どもを褒めるポイントを見つけ、子どもの変化を見抜く。

そんな力量が先生に求められていると私は思います。

生徒の話をよくする塾は、とても集客できている塾です。

仕事の話しかしない塾は、いずれは衰退するかもしれません。