おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。
昨日はあるお店で携帯電話の新たなプランの説明を受けましたが、
全く理解できない説明でした。
店員さんは自分の言いたいことだけを言って、
こちらの状況を理解せずに、ただ「お安くなりますよ」
と言うばかりです。
私はCというプランに加入しているのに、
まるで私がAのプランに入っていると思い込んで、
「最大で2000円の割引です!」
と力説しています。
私の実情に合っていない上、
紙に書きながら説明せず口頭での説明ばかりでしたので、
うんざりしました。
■授業以外でのコミュニケーション
あなたも上記のような説明をしていませんか。
生徒とコミュニケーションをとっているようで、
コミュニケーションが取れていない、そんなことはありませんか。
・生徒の心の声に耳を傾けていますか?
(1)「聞く」に徹する
先生は職業柄「しゃべりたがり」が多いです。
そして「自分が言うことが正しいのだ」と勘違いしている先生も多いです。
しかし、正しいのは「聞く」ということです。
生徒の話、保護者の話に共感することが大事であり、
生徒や保護者が自ら「解答」を見つけられるようにしなけばなりません。
そう、あなたは「サポーター」です。
(2)塾以外の時間に目を向ける
人はどうしても「見えている時間」を大切にします。
しかし、週に2回、1回3時間ほどしか滞在しない生徒の何をあなたは知っていますか?
・「塾に来ていない時間」に目を向ける
・あなたが「見えていない時間」に目を向ける
それが大事なのです。
・部活、遊び、趣味、学校・・・
例えば、いつも元気な子がとても暗い表情で塾に来た場合、
能力のある講師ならばその「違い」に気づき、声をかけます。
普段から「違い」を意識しているかどうかです。
私は入社当時、ある先輩から「髪型、服装もチェックしろ」と言われたくらいです。
(3)見守る
あなたが直接授業をしていない、またはその子を教えていないと仮定します。
それでも、その子は「あなたの塾の生徒」です。
たとえ教えていなくても、「わが子」と思えるかどうかです。
そしてその子に「あなたという存在」を知ってもらわなければなりません。
では、どうするのか。
とても簡単です。
「元気?」
「勉強は順調?」
「(自分が担当していてその子に教えていない科目について)○○は大丈夫?」
「コンクールで優勝したんだって?すごいね」
「○○先生が、『頑張っている』って言っていたよ」
と声をかけてあげたり、
授業前に教室に入って行って特に何もせずに教室内をぶらぶらしたりするだけでも、
「あなたという存在」がきちんと伝わるのです。
子どもは「この先生も、あの先生も私のことを気にかけてくれている」
と思うでしょう。
これが「面倒見の良い塾」だと私は思います。