おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。
今日は、出版準備のため東京に行ってきます。
自宅が関西空港の近くなので、本当に助かります!
初めての出版ですが、しっかりと準備をしたいと思います。
■人の目を気にしないように目標・目的を持つ
私が塾の校長として仕事をしていた頃、
よくこのようなやり取りを耳にしました。
(母)「あんた、どうせ無理なんやから、やめとき」
(子)「・・・」
また、コンサルをしていても、
「(どうせ)私にはできない・・・」
などと、他者からの否定、自己否定の言葉を本当によく耳にします。
そこで、私は「なぜ無理だとお考えなのですか」と聞きます。
だいたい、もっともらしい返答が返ってきます。
先ほどの母親にしろ、自己否定している方にしろ、
「どうしてもっとチャンスを与えないんだろう」
「どうして失敗を恐れるのだろう」
といつも考えてしまいます。
(1)発言は「過去の鏡」
私は、人が発する言葉はその人の「過去の生き方を映す鏡」だと考えています。
その人のこれまでの人生(考え方、行動力)が見事に反映されています。
だから、その人のネガティブなフレーズを書き換えるのは容易ではありません。
(2)ポジティブな人と一緒になろう
周りにネガティブな発言をする人といると、
本当にしんどくなります。
いつの間にか、毒されていきます。
だからこそ、ポジティブな人と一緒にいることが必要です。
私は、先ほどのお子様にはこのような声をかけてあげていました。
「(入塾テストの結果を見て)○○さんは、この問題ができていますよね。
この問題は実は正答率がとても低い問題なんですよ」
「字がとてもきれいですね」
「テストも時間ギリギリまで粘って頑張っていましたね」
「(国語の問題用紙を見て)大事なところにしっかりと線を引っ張っていますね」
「この答え、ここをこうすれば正解だったんだよ」
「計算式は合っているけど、途中で繰り下がりをミスしているね」
と、とにかく褒めまくりました。
お母さんが気づいていない、子どもの素晴らしい点を次々と褒めてあげるのです。
つまり、「お母さんが言うほどのお子様は悪くない。
こんなにもお母さんが気づいていない素晴らしいことがある」
と伝えるのです。
そうすると、ネガティブ発言をしていたお母さんは、
まるで「自分が褒められたかのよう」な気分になります。
(3)人の目を気にするな
そして、「○○さん自身の目標をしっかり持っていこうね」と声をかけてあげ、
「次の期末テストで何点アップを目指す?」と聞いて上げ、
子ども自身に発言させます。
これで初めて、子ども自身が自ら目標設定をしたことになります。
もう、これでポジティブな環境、そして、お母さんの目を気にせずに、
自分の一歩を歩みだせるようになるのです。
「人の目を気にするな」とアドバイスをするのは簡単です。
しかし、「どうやったら人の目を気にせずに済むのか」を伝えるのは難しいです。