伝わる話し方(3)-ベネフィット-

おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

先日より連載を始めた【全13回シリーズ】の3回目となる「伝わる話し方」です。

「伝わる」というのは、

言い換えれば、

「相手が聞いてくれる」

「あなたの話には聞く価値がある」

ということです。

つまり、

「プレゼンター(話し手)に対する信頼感」が何よりも大事なのです。

■ベネフィット

では、その「信頼感」をどのように構築すればよいのでしょうか。

09ef0b583dcc1ea9868feba7ded3a18f_s

 

 

 

 

 

 

・誠実さ

・過去の実績

・口コミ

・身だしなみ

・笑顔

こういったものが「プレゼンターの信頼感」を高めるのに必要なことだと思われます。

「伝わる」というのは、

言い換えれば、

「相手が聞いてくれる」

「あなたの話には聞く価値がある」

ということです。

つまり、

「プレゼンター(話し手)に対する信頼感」が何よりも大事なのです。

名刺交換会などを思い浮かべてください。

これまで異業種交流会などで名刺交換をたくさんしてきた、でも、名刺を交換するだけで、

それ以上の進展はなかった・・・

なんてこと、ありません?

それは、お互いにベネフィット(利益)を得られなかったからです。

さて、プレゼンターであるあなたはいくつのベネフィットを与えられますか。

つまり、あなたの得意技はなんですか。

・英語が話せます

・企業コンサルをやっています

・独立起業の支援をやっています

・パソコン修理が詳しいです

・スポーツが大好きで、〇〇選手とも知り合いです

どんな小さなことでも構いません。

あなたのベネフィットを自己紹介とともに相手に伝えてみればそれだけでも伝わり方は変わります。

結局は、「伝わる話し方」というのは「あなたを伝える」ということですから。

伝わる話し方(2)-一体感-

おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

昨日から始まった「伝わる話し方」についてのブログです。

全13回になり、本日は第2回です。

昨日は、「話し方がうまくなる12要素」について概要を述べました。

今日から、12要素のうち1要素ずつ取り上げて、説明していきます。

■一体感

0ac07f98b01a06e0401c0a2a1f387d58_s

 

 

 

 

 

 

プレゼンター(話し手)は、リスナー(聞き手)の存在を無視して勝手に話し始めてはいけません。

プレゼンターはリスナーの興味のないことを話してはいけません。

プレゼンターがまずすべきことは、リスナーとの「一体感」です。

では、どのようにして一体感を作り出せばいいのでしょうか。

・褒める(具体的に)

・共通の話題から始める

・共感する

・疑問形から始める(問いかける)

・プライベートの話題を少し出す

・リスナーが苦労している事柄に対して「自分もかつては苦労していた」という話を出す

私は、仕事柄よく講演会に行かせていただいたり、セミナーをさせていただいたりしています。

事前にリスナーの分析をしておきます。

・年齢層

・男女比

・仕事

・役職

・目的

・(学校の場合)進学主体or就職主体

・(学校の場合)国公立or私立

・(学校の場合)理系or文系

・(学校の場合)学年

・(学校の場合)学校の特色、部活の実績、有名人の出身校かどうか、清掃の具合

また、上に書いた以上に重要なのが「講演会(セミナー)開催の地理状況」です。

・どんな駅?

・駅前に何があるのか

・名物は?

・方言は?

・歴史は?

このように、いくつかの「共通の話題」や「共感」できるポイント、「褒めポイント」を準備しておきます。

さらに、上級テクニックとして使えるのが「疑問形」です。

リスナーにとって、プレゼンターは「先生」みたいなものです。

その「先生」であるプレゼンターが「生徒」になるのです。

かつて、このような経験がありました。

ある高校にガイダンスに行った時のこと。

授業までに時間があったのでコンビニでコーヒーでも買おうかと思ったのですが、

高校の周りにはコンビニがまったくありませんでした。

そこで、私は最初にこう生徒たちに質問しました。

「みんな、この近くにコンビニはないの?」と。

そうすると、生徒たちはお互いに顔を見合いながら、

「えっ、あそこにあるんちゃうん?」

「あのコンビニが一番近いよな」

と小さな声で話始めました。

そして一番盛り上がってそうなグループの近くに行って、「やっぱりコンビニあるん?」

と聞きました。

そうすると、生徒たちは自慢げに「○○っていうコンビニが、△△の近くにあるよ」と話してくれました。

そこで私は畳み掛けるように、「そこにコーヒーは売っているの?」と聞くと、

別のグループが「売ってる、売ってる!」となります。

これで、十分に生徒たち(リスナー)との距離が縮まりました。

あとは、話がしやすかったのを覚えています。

「リスナー」と「プレゼンター」の距離を縮めるためにも、最初に「一体感」の演出が必要です。

伝わる話し方(1)

 

こんにちは。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

今日は梅田で「堂々と価値ある話し方トレーニング」をやってきました!

20150201_045349000_iOS

 

 

 

 

 

私も大学を卒業後20年近く講師をやっていますが、

1年目に生徒たちから言われた言葉が今でも「グサリ」と突き刺さっています。

「前の先生の方がわかりやすかった」

本当にショックでした。

それからは「どうやったら話し方がうまくなるのか」の研究の日々でした。

話し方がうまくなるための12要素

話し方がうまくなるためには12の要素が必要です。

1.  一体感

2. ベネフィット

3. タイトル

4. テーマの絞り込み

5. スピード

6. 動画的表現

7. 頷きの確認と目を読むこと

8. 落差のある話し方

9. ラベル

10. 語尾

11. 聞き方

12. 感情のコントロール

明日から1テーマ1ブログで説明していきます。

 

 

【2/1満員御礼】堂々として価値ある話し方セミナー

 

 

感謝!

おかげさまで、2月1日の弊社主催「堂々として価値ある話し方セミナー」が満席となりました。

本セミナーは、単に「話し方のテクニック」を教えるだけではありません

どうすれば「相手に伝わるか」をもっと心理的な面から講義するとともに参加者に実際に発表していただきます

たった2時間ですが、徹底的に鍛えていきます。

次回は2月11日(水)です。詳細はコチラ

また3月も実施いたします。