伝わる話し方(4)-タイトル-

こんにちは。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

本日で4回目の「伝わる話し方」【全13回】です。

今日のテーマは「タイトル」です。

ここで言う「タイトル」は、

ブログとかホームページとかのタイトルではありません。

・プレゼン

・上司、取引先とのやり取り

・先生と生徒

など、コミュニケーションを円滑にするための「タイトル」作りです。

■コミュニケーションにおける「タイトル」作り

私は授業をする時には必ず「タイトル」を意識します。

「タイトル」は「テーマ」と置き換えても構いません。

例えば、高校1年生に「関係代名詞を教える」授業があったとします。

その時に私が強く意識することは以下のことです。

・関係代名詞を1回80分の授業で何回に分けて教えるか?

     ↓

・1回ごとのテーマ(タイトル)は何か?

     ↓

・今日の授業のテーマ(タイトル)は「〇〇」にしよう

※「テーマの絞り込み」は明日のブログで!

つまり、全体の流れを意識して、

そこから逆算し、

「今回は〇〇でいこう!」と決めるべきなのです。

タイトルを決めておけば、次のようなメリットが生まれます。

【プレゼンター(話し手)のメリット】

①話が組立やすいプレビュー

②話の内容を覚えやすい

③ゆっくりと、深く話せる→具体例を用意しやすい

④次回への「予告」ができる→リスナー(聞き手)にとっては「次回」が楽しみ

⑤話しすぎる危険性を回避できる

【リスナー(聞き手)のメリット】

①聞きやすい

②要点が分かりやすい

③内容が動画のように理解しやすい

例えば、「遠足」についてみんなの前で発表するとしましょう。

小学校低学年でやってしまいがちな文章です。

「朝5:30に起きて、お弁当を作ってもらって、6:30に家を出て、学校に着いて、バスに乗って、

眠たくなったのでバスの中で寝ました。お昼ご飯は班で食べて、おいしかったです。

きれいなお花を見たり、高台に登ったりしました。楽しかったです。」

あなたのプレゼンも上のような悪い例になっていませんか?

製品のメリットを伝えるときに、「あれもこれも伝える」のはダメです。

話している本人の反応は2通りです。

・いっぱい話せて満足した。

・相手がつまらなさそうにしている。まずい、どこで話をミスったのか?

大概は後者です。

そうならないように、「いっぱい伝えたいことはあるけど、今日は『コレ』」と決めることが大事です。

「ママ、今日のお弁当ありがとう!大好きなウィンナーがいつもより多めに入っていて、とてもうれしかった。それに、あのフワフワの卵焼き。こんな口の中でとろけるような卵焼きは初めて!どうやって作ったの?今度教えてね。友達からは『雄一の弁当、うまそうだなあ』と言われたよ。やっぱりママのお弁当は僕の自慢。おかげで昼からの登山、はりきっちゃった!」

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