消えるshould

こんにちは。
WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。
この春期の間、ある高校で、「ゴール」を見据えた授業を行いました。

まだ新高3ですが、意識の高い生徒たちです。

しかし、問題は難問です。

「ここから逃げるのは簡単。ランクを下げるのも簡単。でも、一度逃げ出したら、どんどん逃げてしまう」

と話をしました。

アンケートでは「逃げずに立ち向かいます」と力強い言葉を書いてくれました!

■消えるshould

大学受験生を教えていて、正答率が極端に低い問題がいくつかあります。

それが、「消えるshould」です。

実際は「省略」です。

【公式】

SV+that+S’ ( should ) +動詞の原形~

*Vは” DORIPS “

D : demand

O : order

R : request require recommend

I : insist

P : propose

S : suggest

《例》
She insisted that he be there alone.
「彼女は彼が一人でそこにいることを主張した」

やたらと狙われる問題です。
しっかりとマスターしてください。

第4文型doの語法

こんにちは。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

この春休み、たくさんの新高3の授業を担当しています。

この時期の新高3がまだまだ不足しているのが「語法」です。

「語法」には「動詞の語法」「名詞の語法」「形容詞の語法」「副詞の語法」があります。

例えばhaveの使い方、なども語法です。

文法はできても語法の勉強が手薄だから点数が取れていません。

さて、本日の生徒からの質問はdoに関するものです。

■第4文型のdo

doは意外にも第4文型を取ることができます。

○第4文型・・・SVOO

つまり、doは後ろに2つの目的語を並べることができます。

以下に入試などでよく出題されるものを紹介します。

⑴ do+人+good 「人に利益を与える」

⑵ do+人+harm  「人に害を与える」

⑶ do+人+damage  「人に損害を与える」

【注意1】
日本語では「与える」としていますが、doをgiveに変えることはできません。

【注意2】
上記の表現を第3文型に書き換えることが可能です。

⑴ do+good+to 人

⑵ do+harm+to 人

⑶ do+damage+to 人

意外な用法なので、練習が必要です。

【英文法ブログ(1)】関係代名詞whichか関係副詞whereか

 

こんにちは。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

最近は英語ブログから離れていましたので、

軌道修正です。

「最近英語について書いてへんやん」

と知り合いから突っ込まれました(笑)

不定期ですが、

過去に生徒から質問のあった内容に関して少しずつ小出しにしていこうと思います。

■関係代名詞whichか関係副詞whereか

〈例1〉This is the park( which, where )we played baseball.

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【答え】where
【解説】

先行詞(ここではthe park)が「場所を表す」からwhere!と考えてはいけません

関係代名詞にしても関係副詞にしても「文と文をつなぐ働き」がありますので、

2つの文に分解してください。その際のポイントはズバリ・・・

●先行詞を後ろの文に戻す!

(1)This is the park.

(2)We played baseball [ the park ].

ここで、(2)を見て下さい。

何か不自然ですよね。

本来ならば・・・

(2’)We played baseball [ in ] the park.

のように、前置詞が必要です。

では、2つ目のポイント!

●先行詞を後ろの文に戻した時に、「前置詞」が必要ならば、関係副詞!

つまり、(2’)のようにin the park ⇒ whereという関係です。
〈例2〉This is the country( which, where )I want to visit.

〈例3〉This is the country( which, where )I want to go.

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【答え】〈例2〉which 〈例3〉where
【解説】〈例2〉と〈例3〉の違いは、visitかgoだけです。

では、さっそく、それぞれの文を2文にしてみましょう。

先行詞を後ろの文に戻すことを忘れないように。

〈例2〉

(3)This is the country.

(4)I want to visit [ the country ].

〈例3〉

(5)This is the country.

(6)I want to go [ to the country ] .

(4)では、visit+名詞です。では、ポイント3です。

●名詞は関係代名詞になる!

だから、名詞 ⇒ 関係代名詞ですので、whichを使います。

(6)では、go+to 場所です。前置詞toが必要です。

ポイント2から、「前置詞+名詞 ⇒ 関係副詞」です。

ですから、whereになります。
また、ポイント2(前置詞+名詞⇒関係副詞)とポイント3(名詞⇒関係代名詞)の合わせ技が可能です。

つまり、ポイント4!

●前置詞+名詞 ⇒ 前置詞+関係代名詞 ⇒ 関係副詞

〈例1〉は

This is the park where we played baseball.

=This is the park in which we played baseball.

〈例3〉は

This is the country where I want to go.

=This is the country to which I want to go.

のように書き換えることが可能です。