先日、某社にて「挨拶」の研修をさせていただきました。
(1) 職場で求められる挨拶とは〈対社内〉
職場で求められる挨拶は、2種類あります。
1つは「対社内」、もう一つは「対社外」です。
「対社内」挨拶は、社内の人間関係を良くします。
それだけではありません。声の調子から「その人が元気がどうか」が分かります。
(2) 職場で求められる挨拶とは〈対社外〉
私は研修や授業のために各企業・教育機関に回っているのですが、やはり、一番インパクトがあるのが「立礼」式挨拶です。
ドアを開けると、全員が起立をし、「いらっしゃいませ」と挨拶される姿は圧巻です。
この立礼式挨拶の是非はともかくとして、
無言で対応されるよりも、また、パラパラと挨拶されるよりも「気持ちいい」ですよね。
受付に来ているのに誰も声をかけてくれないところもありました。
「人を呼んどいて、何やねん!」と思うこともありますが。
今回私が担当した会社では研修以降1週間たっていますが、2日目にして全員が立礼挨拶できるようになっているそうです。
(3) 授業で求められる挨拶とは〈新学期・新学年〉
ここからは「番外編」ですが、授業での挨拶の役割はご存知ですか。
私は、授業において挨拶をかなり重要視しています。
よく見られるのは、「起立」と委員長が言っているのに、数人しゃべったままである状態です。
授業における挨拶は「休憩時間と授業時間の切り替え」です。
新たなことを学ぶ時間である授業に入るための一種の儀式でもあります。
また、授業終わりの挨拶も「先生と生徒との相互の感謝の気持ち」を表すものです。
あなたは、挨拶をおざなりにしていませんか?