新年になって、再度「授業観」について考え直したいと感じました。
(1)授業観とは?
授業観とは、「どういう目的で授業をするのか」ということです。
これは、「私自身がどういう思いで生徒・学生の前に立っているのか」ということです。
(2) 私の授業観
カリキュラム〈 成長=気づき⇒行動⇒喜び
これが、私の「授業観」です。
■カリキュラム優先ではない
カリキュラムを優先するよりも、「今、目の前の生徒・学生たちに必要なことを提供」する。
「本当は、ここまで進みたいんやけど」ではなく、「ここで、このことをしっかりと伝えなければ」という思いを優先します。
■授業は「成長のきっかけ」
授業ですべて教え込んでしまうのはよくありません。
「教え込む」のではなく「考えさせる」、「考えさせる」だけでなく「気づかせる」。
なんでもかんでも説明すれば良いわけではありません。
生徒・学生自身に説明させれば良いのです。そういう場面も必要なのです。
「伝える」のではなく、「伝わる」授業。
そして、授業が終わった後、全員が「やるべきことが分かっている」「なぜそれをすべきかが分かっている」「何が足りていないのかが分かっている」、この状態を作り出すことが必要です。