伝わる話し方(9)-ラベル-

おはようございます。WEST-TOTAL-EDUCATIONの西です。

突然ですがあなたは下記の言葉を聞いて、何を思い浮かべますか。

・キリン

・2月

・入学式

全員そうとは無理までも、

・キリン→ビール

・2月→バレンタイン

・入学式→4月またはサクラ

ではないでしょうか。

では、「あなた」は?

そう聞かれて、困りませんか?

「あなた」は一体何でしょうか?

あなたが小学生や中学生だった頃を思い出してください。

例えば、

・〇〇先生→怒ったら怖い

・〇〇先生→テストに出るところを教えてくれる

のような感じです。

これを「ラベル」と言います。

■ラベルを作る

「話し方」と言っても、人前で話すときにはある程度台本を用意します。

台本なしで話すのはかなり無理があります。

台本はイコール内容のことですが、

それ以上に大事なのは、

「今日はどんな人が話してくれるのだろうか」

とリスナーに期待を抱かせることが大事なのです。

「今日は、〇〇会社の部長さんが来る」のように、肩書があればいいのですが、

肩書がないという方でも、自分でラベル(肩書)を作れるのです

つまり、「あなたのセールスポイントは何なのか?」ということです。

たとえ、皆の前であなたの紹介がなくても、

あなた自身があなたのラベルを思い込むことが大事なのです。

さあ、あなたのラベル=肩書=セールスポイントをどんどん書きましょう。

最低20個は書きましょう。

・明るい

・誰とでも打ち解ける

・英語が話せる

・スキューバダイビングが大好きだ

・教育を専門に仕事をしている

・本を読むのが好きだ

・人の悩みを解決するのが好きだ

・人を幸せにする仕事がしたい

・妻思いだ

・パソコンを打つのが速い

・仕事は期日までに仕上げる

・声が大きい

・コーヒーが大好きだ

・ニュースをよく見る

・新しいことが好きだ

・なんでもチャレンジする

・失敗を恐れない

・旅行がとにかく好きだ

・子供を教えるのが好きだ

・我慢強い

さあ、私は自分に関して20個挙げてみました。

この中で、優先順位1位~3位をつけてみてください

1.人を幸せにする仕事がしたい

2.教育を専門に仕事をしている

3.子どもを教えるのが好きだ

次に、キーワードを作成しましょう。

・幸せ

・教育

・教える

この3つを入れたフレーズを考えてみてください。

〈例〉「教育活動を通じて、人が幸せになれるような方法を教えます」

まだまだ下手なラベルですが、

これでも「この人はこんなことをしている人なんだな」というのが伝わるはずですし、

例え口に出さなくても、

ラベルを強烈に意識すれば、

あなたの話す内容や雰囲気からもラベルが伝わるようになります。