モチベーションを高め、自分を「進化」「深化」「新化」させたいあなたに伝えたいメッセージがあります。
大学卒業後は教育の分野に携わり、現在は大人向けの人財教育と高校生・大学生向けの英語・キャリア教育に携わる過程で考えたことをお伝えします。
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【教育ブログ】勉強はチームワーク
みなさん、こんにちは。
毎回、私のブログに貴重な時間を割いていただきありがとうございます。
今日のブログのテーマは「勉強はチームワーク」。
(1) 学ぶ側と教える側
生徒(学生)と先生がいればこれだけでチームができますね。
しかし、教える側が一方的に気分で叱っていればどうでしょう?
選手である生徒は逃げ出すかもしれませんね。
(2) 親と子
子どもの学習成果の多くは親の影響が大きいとも言われています。親と子のチームワークの誕生です。
親が読書家ならば子供も読書家です。
親が子どもと共に学ぶならば子供も学びたくなります。
親がルーズならば子供もルーズです。
(3) 友達と自分
勉強をする環境にあるかどうかは、周りの友達の影響も大きいです。友達と自分のチームワークです。
周囲が勉強する環境ならばどんどん自分も勉強が楽しくなります。
周囲が遊んでばかりの環境ならば、どんどん自分も勉強から離れていきます。
チームの機能がうまく働くところは、
少々の困難があっても乗り越えられます。
しかし、チームの機能が働いていなければ、どちらかが苦しんだり、両方が苦しんだりします。
そんな時、「監督」がいてチームをまとめてくれるといいのですが。
あなたはには「監督」がいますか。
あなた一人で悩んでいませんか。
何が正しくて正しくないのか分からなくなったら、声をかけてくださいね。
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【教育ブログ】塾講師検定資格保有者だから安心か?
先日、教育業界に新たな一石を投じる記事が掲載されました。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6172111
塾講師を国家検定に 信頼性向上狙い17年にも
塾講師の検定を「国家検定」にする準備が進んでいる。指導力を保証して信頼性を高めたい塾業界と、サービス業の質を上げたい国の思惑が背景にある。2017年にも実現する見込みだが、受検はあくまで希望者のみ。どこまで普及するかは不透明だ。(朝日新聞デジタル)
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「塾講師検定」では何が評価されるのでしょうか?
また、資格保有者の授業は安心できるのでしょうか?
以下は、「塾講師検定」を主催している公益社団法人全国学習塾協会ホームページからの引用です。
■塾講師には「個別生徒の状況に応じて臨機応変に対応する能力」等が不可欠であり、塾講師の個性なども重要視されますが、本検定試験では、学習塾講師が身につけるべき事項のうち『共通して求められる知識・技術・能力』、『客観的に判断しうる知識・技術・能力』を対象範囲に限定します。
■映像によって評価者が審査を行う検定試験の性質上、本検定試験の評価対象は『塾講師の行動』となります。つまり、知識・能力・技術が行動に現れていない場合は評価しません。塾講師の「意識」も行動に現れている場合のみ評価するものとします。
これを読んで理解できる部分が以下の通りです。
⑴ ベテラン講師ではなく学生講師または講師を始めて3年くらいまでの方を対
⑵ 学力的知識の測定
⑶ 板書、発問など、いわゆる授業スタイルの測定
つまり、この検定は「客観的に測定可能な項目」を確認しているのだと私は感じます。
確かに、以前私が関わっていた採用試験では、makeの過去形をmakedと書いていた学生がいたのを思い出しました。
こんな学生から子供が教えられたらたまったものではありません。
また、子どもと向き合わず、ホワイトボードとばかり対話しているような先生もダメですね。
私はこの検定の主旨には大いに賛成ですし、
ある程度「世間に認められる塾講師の最低限の基準」が明確になったことで、塾側も講師育成の方向性がある程度見えたはずです。
しかし、「学力的知識=講師の力量」ではありません。
授業というのは数値では測定できない要素から成り立っている部分も大きいので、
先輩ベテラン講師から話を聞いて教壇に立ってほしいものです。
でも、その先輩ベテラン講師も大丈夫かな、と心配になりますが。
【教育ブログ】添加物まみれで成績アップ?
来週から学校が始まるところが多いと思います。
私たちが中学生だった頃は8月31日まで休みで、8月31日が金曜日ならば、9月1日と2日も土日で休みになるので、
「夏休みが長くなった!」と喜んでいたものですが、
今は本当に短くなりましたね。
今朝、体重を測ったらこの夏の期間中に増えていました!
なんと1ヶ月で4キロ太り。
夏期講習やセミナー、コンサルなどで睡眠不足に加え暴飲暴食。
反省です・・・
なぜ、「体重の話」をしたのかというと、それは「成績と食事の関係」について改めて考えさせれた本を読んだからです。
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◆食品添加物まみれの「体に良い食品」
この本は本当に衝撃的でした。
「体に良いもの」を摂取しているつもりが、無数の食品添加物を「おいしい」と言って食べているにすぎないのです。
乳化剤、調味料(アミノ酸等)、グリシン、増粘多糖類・・・
「コンビニの弁当は良くないから」と言って、スーパーでシャキシャキのレタスを買う。
でもそのシャキシャキのレタスは実は「添加物のプール」に漬けられていたものだったりして・・・
そりゃそうですよね。
私の父親が畑で作っているレタスやキャベツには「虫」がついています。
でもスーパーで売っているレタスには虫も付いていないし、土も付いていない。
一見「野菜は体にいいから」と買っていても実は添加物がいっぱい!
◆あなたのお子さんは「きちんと」食べていますか?
ある意味、日常生活では「添加物のないもの」を見つけるのは難しいです。
添加物がないものは一般的には高価なものばかりです。
私は栄養については専門外ですが、
長年指導していて、やはり「食事と成績」には密接な関係があることは肌で感じます。
もちろん、様々な教育機関が食事と成績に関してデータを収集していますのでそちらを参照していただければと思いますが、
「添加物まみれ」の食事を「健康に良いから」「頭に良いから」と出すのはどうでしょうか?
私の妻は卵を使わずにマヨネーズを作ってくれます。
「添加物まみれ」のマヨネーズに慣れた舌では何か物足りない気がしますが、
これが本来のマヨネーズだったのかもしれません。
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【教育ブログ】忍耐力・技術・反復・環境
先々週から引き続き、「『頑張れ』だけでは成果が出ない」ということをお伝えします。
私はプレゼンセミナーを開催していますが、そこで常に伝えていることがあります。
それは「曖昧な表現は避けよ」です。
道案内を例に挙げましょう。
AさんがBさんに、「その通りをまっすぐ行くと、右手に広い道路があって、明るい色のお店が真ん前にあるから・・・」と伝えました。
この案内を聞いて実際に行動したBさんでしたが、結局は迷ったままでした。
そこで、BさんはCさんに道を聞きました。
「国道1号線を京都方面に進んでください。2つ目の信号を右に曲がると、○○という店が見えます。」
Cさんは迷わずに目的地に着くことができました。
AさんとCさんの伝え方の違いは何だったのでしょうか。
それは「具体性」です。
勉強も同様です。「頑張れ」と単に精神論を言うだけでは「どう頑張ったらいいのか分からない」のではないでしょうか。
そこで、前回(8月9日)では「夢・目標、集中力、時間」の3点をお伝えしました。
今回は残りの4点です。
(4) 忍耐力
あなたのお子様はすぐにあきらめてしまいませんか。
すぐに「答えを教えて」「ヒントちょうだい」と言いませんか。
あなたの教えている生徒は我慢強く勉強していますか。
一つの問題に全力を注いでいますか。
その場で解けなくても、家に帰って問題と向き合っていますか。
(5) 技術
技術は言い換えれば「コツ」です。では、「勉強のコツ」とは何でしょうか?
これは教科によって変わります。
英語には英語の勉強のコツがあります。
「ノートの取り方」「音読」「単語の覚え方」など、「これをやった方がすぐに効果が現れるのに」なんていうことがたくさんあります。
一人で悩むのではなく教科の担当に相談するのも「コツ」です。
(6) 反復
これは勉強に限ったことだけではありません。
スポーツでも料理でもピアノでも「反復練習」が必要です。
(7) 環境
成績を伸ばすことにおいて、最も重視してほしいのが「環境」です。
特に私が伝えたいのは「仲間という環境」です。
あなたのお友達は「勉強に前向きな友達」ですか。
ポジティブな人といればポジティブになります。
ネガティブな人といればネガティブになります。
他人の影響は思う以上に大きいです。
あなたはあなたの人生を歩んでいます。
あなたは自分の人生に責任があります。
だから、環境は選ばなくてはなりません。
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【教育ブログ】夢・目標、集中力、時間
先週のブログ「『がんばれ』では成果は出ない」を今週と来週の2回で詳しく説明します。
ところで、あなたは1日に何回「頑張れ」「頑張ろう」「頑張ったら」という言葉を使っていますか。
夏休みが始まり様々な高校や塾、予備校で授業をさせていただいておりますが、
「どう『具体的に』頑張るのか」が描けていないと、ゴール設定があってもそこに至るまでの行動計画がないために、結局は遠回りをしたり、永遠にたどり着けなかったりするのです。
だからこそ、私は今週と来週でお伝えしたいのです。
(1) 漠然とした夢や目標を持とう
こんなにも混沌として、先行き不透明な世の中です。
「将来、何になりたいの?」という質問はほぼナンセンスになってきているのではないでしょうか。
確かに、「消防士になりたい」「サッカー選手になりたい」「警察官になりたい」・・・という夢を持つことは大事です。
しかし、現実は「自分にできること」の数を増やす方が将来には有益だと私は考えています。
だから、夢や目標は漠然としたものでいいのです。
「大学に合格する」
「英語ができるようになりたい」
「大金持ちになりたい」
「海外で暮らしたい」
そういう夢や目標が「達成できるかもしれない」と、きっかけや希望を与えるのが教師の役割です。
しかし、漠然とした夢や目標が持てない生徒もいます。
その場合は、直近のことに対する夢や目標でいいのではないでしょうか。
「次の小テストで満点を取る」
「次の中間テストでは欠点を取らない」
など短期的な夢や目標を教師と生徒が共有することが肝心です。
(2)集中力
話は少しそれて、「教師の側からの見た集中力」についてまず私の考えを述べさせていただきます。
前に立って教えていると常に感じますが、子供の集中力は長続きしません。
割と能力のある子供でも、本当に集中力が続いているのかどうかは不明です。
「集中しているふり」をしている可能性もあります。
一般的に「集中力は長続きしない」と言われています。
だからこそ、力量のある教師は「集中力は長続きしないという前提で、授業に工夫をする」のです。
つまり、集中力が切れそうなタイミングで授業に「変化」を与えるのです。
みなさんも、まっすぐな道路を運転していたら次第に睡魔が襲うのではないでしょうか。
また、単調な作業を長時間していると頭がぼーっとすることもありますよね。
それを防ぐために、授業に「刺激」を入れます。
そして子供たちの集中力をリセットし、リスタートさせます。
だから、「集中しろ!」という言葉は確かに重要ですが、「集中させる工夫を考えろ!」と教師に言いたいものです。
次に、「生徒側から見た集中力」です。
先日、私は「君たちは『集中して授業をきく』と常に言うが、一体『集中している』とはどんな状態をさすの?」
と問いかけました。
・先生の話を一言も聞きもらさない
・先生の話をしっかりと書き留める
・先生の話を一回で理解する
・一問も間違えずに問題を解く
・授業の中ですべて覚えきる
・「なぜ」と思いながら授業を聞く
様々な答えが返ってきました。
しかし、中には「集中している状態」がどんな状態かイメージできていない子もいます。
あなたのお子さんや生徒さんの中に「集中力の定義」はあるのでしょうか?
(3)時間
時間の使い方は、もやは勉強だけの話ではありません。
大人にとっても仕事の質を改善するためには時間の使い方が重要です。
大人になれば「時間の使い方は大切やなあ」と実感します。
しかし、勉強が苦手な子は時間の使い方が下手、というよりは「知らない」というのが現実です。
「知らない」のに「時間をうまく使え」とアドバイスしても何の解決にもなりません。
だから、勉強が苦手な子には、まずどんなふうに時間を使っているのかをしっかりと聞き取ります。
例えば、3回連続小テストの点数が10点中2点だったとしましょう。
あなたはどのようにして、この子に接しますか。
私はまず、「笑顔」でその子を呼びます。
そして、「この小テストの勉強にどのくらいの時間を費やしたの?」と聞きます。
実は私は、この質問に対する答えには正解がないと思っています。
5分だろうが、1時間だろうが、はっきり言って何でもいいのです。
要は「勉強したのか、しなかったのか」が大事です。
〈勉強しなかった場合〉
「小テストの勉強をしなかった」「小テストがあるのを忘れていた」「やろうと思ったけど、覚えるのが苦手だから先に違う科目の勉強をした」「やろうと思ったけど忙しくてできなかった」「疲れて寝てしまった」
様々な返答が返ってきます。
だから、それぞれの理由に対して、次の手を打たなければなりません。
〈勉強した場合〉
ここでは時間は問題ありません。
要は「勉強したのに小テストが取れなかった理由」が「前向きな理由」なのか「後ろ向きな理由」なのかが大事です。
●前向きな理由⇒ケアレスミスをした、やるページを間違えた、1問にこだわりすぎて先に進めなかった
●後ろ向きな理由⇒テスト前にさっと見ただけ、どう解いたらいいのか分からなかった
このように子供の自己分析に基づいて、「さて、どう時間の使い方を教えてあげようか」というのが大事ではないでしょうか。